Water Recorder

これまで平膜試験専用の 平膜、テストセル テスト装置 はありました。 
…しかし、平膜試験専用の 計測器はありませんでした。  
性能評価には水の計測と記録が必須です。
しかも、膨大なデータの収集によってはじめてその膜の本当の姿が見えてきます。
 
平膜試験のための計測器「Water Recorder」は 人に代わって水を記録します。
流量(透過水)
圧力(濃縮水)
温度(原水)
導電率(透過水)
…の計測と記録
  
専用タブレットでモニタリング
SDカードに自動保存
インターネット経由でCloudに自動保存
 
…平膜試験に必要な項目すべてが揃っています。 
 
水と膜の研究がまた一つ身近になります。
 

流量計測

平膜試験に使われる膜の有効面積は60cm2でRO膜から出てくる透過水は10cc/min以下です。計測方法としてはストップウォッチと試験管で計測する、もしくはデジタル微少流量計での計測になります。
デジタル微少流量計の場合、購入費用が高額です。
そこで安価で簡単に計測できる計測器が必要とされます。
WarterRecoderは日本では馴染みのあるシシオドシをイメージしたデザインの計測器で回数/10分を連続的に記録します。
 

圧力計測

平膜試験において圧力変動を知ることは必須です。

膜の目詰り・損傷や温度でも圧力は変化します。圧力は膜の状態を知る手がかりと言えます。
WaterRecorderは信頼できるデジタル圧力計を搭載し、その変化を記録します。
また、膜研の自動換算フォームに数値を入力していただくと、膜の性能をより評価し易くなります。


温度計測

原水タンクに入れるだけの
シンプルな温度計です。
膜研の自動換算フォームに温度を入力していただくとより正確な膜の評価ができます。


導電率計測

膜評価に欠かせない導電率。

透過水の導電率を自動計測します。
 
※簡易電極のため、表示値はあくまで目安であり、導電率の変化を観察するためのものです。
 


レコーダー

計測した値を全てそのままSDカードに記録します。

使うときはSDカードを差し込むだけで、初期設定や入力も必要ありません。
計測を開始したときから全てを自動で記録します。


モニター

付属の専用タブレット&ソフトでレコーダーから送られてくるデータをリアルタイムで確認できます。

シンプルなグラフと数値で平膜性能の今と過去を一目で知ることができます。



FTU-1 & C-10T & WaterRecoder

今、膜研が提供できる研究のスタイルです。

机の上が研究室に…
 
FTU-1について
 
C-10Tについて


※予告なしに形状を変更する場合があります。
本体

320mm(W) ✕ 230mm(L) ✕ 230mm(H)

装着可能テスト装置

卓上平膜テストユニットFTU-1(別売)

薄層流量式平膜テストセルC10-T(別売)

平膜テスト装置用架台Table(別売)

流量計測範囲

0〜20mL/min

圧力計測範囲

0〜1MPa

温度計測範囲

0〜+105℃

付属品

タブレットPC(Windows10) + WaterRecoder専用ソフト

SDカード

注意事項

Table(別売)などを利用して、本機をタンクより高い位置に設置する必要があります。